様々な形式の顧客対応を一元管理【Re:lation（リレーション）】

顧客からの問い合わせ手段が、メールやSNS、電話等、形式が多様化して来ました。
様々な窓口を持てるというメリットがある一方、窓口から来る顧客対応だけで一日が終わってしまったり、媒体が増えることによる業務の煩雑化などの、お悩みをお持ちの企業様も多いのではないでしょうか。
そこで、多様化する顧客対応の管理をスマートにするサービスをご紹介します。

サービス概要

【商品名】Re:lation（リレーション）
【商品の特徴と尖ってるポイント】
　・メールボックスを共有することで対応状況が一目でわかるメール管理システム
　・メール以外のほか、マルチチャネル（SNS、LINE等）からの問い合わせも一元管理
　・視覚的で理解しやすい操作性による、教育コスト削減
【企業名】株式会社インゲージ
【会社所在地】日本
【URL】 https://ingage.jp/relation/
【価格】フリープランあり

サービスの詳細

Re:lation（リレーション）は、様々な顧客からの問い合わせをメールで一元管理ができる、メール管理システムです。
複数の社員が同時にアクセスし状況を把握することができるため、対応状況が一目瞭然。返信もれや二重対応などを防ぎ、顧客対応の効率化を実現します。

詳細は下記動画でもわかりやすく説明されています。
https://www.youtube.com/watch?v=UM055l1lStk

料金は、利用するメールアドレス数などにより変動します。まずはフリープランでお試しをおすすめします。

そこで、実際に筆者が「レシる株式会社」の「4b-media事務局」のオーナーとして、20日間のテストトライアルを実施いたしました！

▼以下、トライアル実施の様子

１．担当者を登録する

20日間無料トライアルに登録。まずはじめに最も変種権限の高い「管理者」としてアカウントを作成します。

アカウントが完成すると、今度はメールの設定に入ります。
必要なメールアドレスは、

・送信元に表示されるアドレス
・Re:lationに転送されるアドレス（会社の個人アドレスなど）

の2つです。

これは受信者側に表示される送信者の名称とアドレスです。
「4b-media事務局」という名前で登録。今回はフリーのyahooアドレスを使用しましたが、もしも取得可能なら、info@会社ドメイン、などのメールアドレスを送信元にすると、受信元も安心です。

ちなみに今回、Re:lationに転送される個人のアドレスをGmailに設定をしました。Gmailの場合は、Gmail上で下記のような設定をし、Re:lationと連携させます。ここは使用するメールにより違いますのでご参考までに。

これで、メールアドレスの設定が完了しました。

２．メンバーを追加する

管理者を設定完了したので、次はメンバーを追加します。
今回は権限が最も低い「アシスタント」の設定で、メンバーを一人追加します。
追加方法は、管理者権限のアカウントで下記ステップで行います。

アシスタントとして「レシるレシ子」さんを登録しました。

アシスタントは、メールの作成まではできますが、送信などは権限があるアカウントの承認を得てからではないとできません。新人に依頼するときなどは、アシスタントとして登録すると便利です。

３．問い合わせメールに対応する

Re:lationのポイントである、画面を一元管理し、誰が何を担当するか、進捗が明確という点を検証するため、問い合わせメールへの対応をトライしてみます。

ここからは管理者ではなく「アシスタント」のレシ子さんの画面に変更。メールへの返信対応を行います。各種テンプレートが事前に用意されており、テンプレートを少しいじるだけでスムーズに返信対応ができました。

メールが完成したので送信。管理者のもとにメールが飛びます。

無事、顧客のほうへもメールが届いていました！

著者の勝手に評価

サイトの総評

今回のトライアルでは一旦メールの送信のみでしたが、画面は非常にわかりやすく、直感的に操作ができるため、とても使いやすいサービスでした。
もちろん、慣れるまで多少時間がかかりますが、わかりやすいQAやマニュアルが用意されているので、立ち戻って一つ一つ対応すればスムーズに登録ができます。

実際に筆者も、複数のアドレスが受信するグループアドレスを使用して顧客対応をした経験がありますが、誰が対応するのかわからず放置してしまうことは発生していました。
多くのメンバーでひとつのプロジェクトを運営する方々には非常に有用なサービスだと思います。

一方で、このような顧客対応をchatbotなどで自動化する、といった動きも出てきています。
テンプレート的な対応でOKな場合は、本サービス以外のものと比較をした上で、導入を検討したほうがよい、と感じました。