Outseta｜会員サービス運営を手軽にできるマルチ機能サービス

サービスの詳細

SaaSのようなオンラインサービスを運営していたり、ネットサロンを長年経営していると、会費の支払いや顧客の情報管理、顧客サポート、ログイン時の認証、告知など管理する内容がサポートなど本業以外の部分で手のかかるシーンが増えてきます。

もちろん、個々のサービスに関しては、すでに先行しているサービスがあるので多くの方がそういったサービスを利用していることでしょう。
しかし、「塵も積ると山になる」ではありませんが、こういったサブスクリプションサービスを契約していると、経費ばかりがかかってしまうのも事実です。

Outsetaは、オンラインサービスや会員制ネットサロンの構築に付随する必要なサービスを1つにまとめたツールです。

主だったものとしては、以下の6サービスを「Outseta」として一括して提供しています。

見覚えのあるサービスも多いのではないでしょうか。

では、利用シーンを確認していきましょう。

近年、Webサイトの右下端に吹き出しのようなチャット機能をよく見るようになってきました。
Outsetaを通しても実装でき、人力での返答はもちろん、自動応答Botの設定も可能です。

会員サービスの場合、ログイン時の設定もすぐにでき、同時に会員情報の管理も行えます。

クレジットカード支払い代行サービスの「Stripe」と連携して支払関係システムも集約できます。
これをもとに、商品の売上、会員数の増減もグラフでまとめて管理できます。

会員へのセールの情報やイベント告知などで、メーリングリストの活用を実施する企業向けに、メーリングサービスも兼ね備えています。
キャンペーンの管理と顧客への一斉送信も同一画面内で実行できます。

各料金プランの詳細は以下です。

筆者の視点

Webサービスが成熟してくると、M&Aなども頻繁に行われ、類似サービスは1つの会社に集約されることがよく見受けられます。
しかし、Outsetaのように独自で既存サービスの集合体のようなサービスを立ち上げる企業も少なくありません。

Outsetaは、先行サービスの弱点を克服して開発されていて、使い勝手が向上しシンプルな操作感でまとめられています。

知名度はまだ高くはありませんが、提供ツールの守備範囲の広さやポテンシャルを考えると、これからヒットする可能性は十分にあります。

ただ、できることが多すぎて、何から手を付けたらいいか分からなくなることもありそうです。
多くのサービスをまとめたものとは言え、1つ1つのサービスの完成度も高いので、気になったものから順次導入していくことをおすすめします。