音声で繋がり、語り合う新しいSNS【Clubhouse】

10秒でサービスを説明

テキストメッセージは一切利用できない、音声だけの新しいソーシャル・コミュニティ。
誰でも、コミニュティの主催者になって仲間と語り合ったり、リアルタイムで著名人のトークを聴いたりできるサービス。

サービスの特徴

  • 「room」と呼ばれる語り場を誰でも作成でき、公開中のroomには誰でも気軽に参加できる
  • 著名人のトークや議論を気軽に聴くことができる
  • バックグランド再生が可能なので、他アプリを起動しながらでも聴ける
  • 完全招待制のアプリで、Clubhouseを使用しているユーザに招待してもらわないとアプリを利用できない

サービスを勝手に評価

評価項目評価 ★5点満点
使いやすさ★★★★☆
価格★★★★☆
目新しさ★★★★★
業務効率貢献度☆☆☆☆☆
知っててドヤれる★★★★★

注) 当サイトの独断と偏見に基づいて評価しておりますので、参考程度と捉えていただきますよう予めご了承願います。

価格

無料(2021年1月時点)

サービス提供会社

会社名Alpha Exploration Co.
会社所在地アメリカ
サービスURLhttps://www.joinclubhouse.com/

サービスの詳細

Clubhouseは、音声によるコミュニケーションに特化したプラットフォームです。
リアルタイムでの音声配信にのみ対応しており、アーカイブ機能やテキストメッセージ機能などはありません。
また、SNS特有のシェアやいいねの機能もありません。
Clubhouseでできることは、話す、聞く、room参加者が手を挙げるだけです。

他の機能的な特徴としては、Clubhouseは、バックグランド再生が可能なので、他のアプリを開きながらでも音声を聞くことが可能です。

2021年1月時点では、iOSのみで利用が可能です。

それではサービスを確認してみましょう。
まだまだリリースしたばかりのサービスなので、使い方を含めて紹介してみます。

サービスは完全招待制です。
既にアプリへ登録している人は、2名まで誰かを招待することが可能です。

また、ログイン方法は、電話番号によるSMS認証の1択です。SMSが届かないSIMやキャリアを利用している人は、利用可能か事前に確認が必要かもしれません。

もし、招待してくれる人が見つからない場合は、「Get your username」から電話番号とユーザ名を登録しておき、あなたの電話番号を電話帳に登録している知り合いがClubhouseに参加したときに、承認してもらいます。

Clubhouseにログインすると、フォローや興味のある事柄を登録します。
あなたの嗜好や興味にあわせてアプリのトップ画面に公開中の「room」と呼ばれる語り場が表示されます。

現在公開されているroomに参加して、著名人の会話をラジオ感覚で聞くのも可能ですが、「+Start a room」を押して、自分でroomを作成することも可能です。

「Add a Topic」でroomのタイトルを設定し、「Open(誰でも自由に)」「Social(フォローしている人限定)」「Closed(招待した人のみ)」の3つの公開範囲でroomを作成することができます。

主催者としてroomを作成すると、主催者のroom画面の下部にいくつか設定の変更メニューが表示されます。

①を押すと、room作成時に設定した公開範囲を途中から範囲を変更することが可能です。

②を押すと、挙手できるroom参加者を制限することが可能です。

③を押すと、room作成後に参加者を追加で招待するが可能です。

上記の②で制限の範囲内の参加者は、挙手することで、roomの主催者に発言許可を依頼することが可能です。
roomの主催者が「invite as speaker」を押すと、参加者の位置にあるアイコンが主催者と同じところに自動的に移動して発言することが可能になります。

また、Clubhouseのアプリの上部にあるカレンダー部分をクリックすると、近日開催されるイベントroomの予定が表示されます。
自身が主催するroomの日時をスケジュールすることも可能です。

筆者の視点

音声版Twitterと形容されることが多いClubhouseですが、Twitterのようにタイムラインなどで過去のroomで話されていた内容などを遡ることはできません。
そのため、リアルタイムな音声チャットもしくは、ラジオに近い感覚のサービスなのではないかと感じます。

公開範囲を限定できる機能を活用して、オンラインサロンのような特定のコミュニティで、議論や講演を行うような活用方法や、アーカイブ機能がない点を活かして、音楽のライブ配信、ポッドキャストやラジオのような幅広く情報や番組を配信など、すぐに浮かぶアイデアもありますが、実際のところは、Clubhouseが今後どのような活用のされ方をするのかは、正直まだまだ未知数です。

音声だけのコミュニケーションがどこまで、既存のSNSやテキストのチャットツールを凌駕していくのか楽しみです。

4b-mediaは、これからもClubhouseの動向に注目していきます。